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為替レート推移の折れ線グラフについて



当サイトに掲載している為替レートの折れ線グラフについて解説をします。





この折れ線グラフは何を示しているものなのかというと、

日本円(JPY)に対する外貨主要3通貨の為替推移の様子を、左から時系列にラインとして表示をしたものになります。


まず、グラフの上に表示されている数字は、外貨に対する円レートの前日終値です。


つまり、上記画像の場合は、1ドル=110.71円、1ユーロ=129.34円、1ポンド=146.17円、1豪ドル=81.95円が、前日の終値だったということになります。


そして、その下の折れ線グラフでは、それぞれ薄い水色が米ドル、濃いグレーが欧州ユーロ(EUR)、薄い緑色が英ポンド(GBP)を示しています。


現状ではラインが増えすぎると見にくくなってしまうので、グラフでは豪ドル(AUD)のラインの表示は省かせて頂いております。


もし、表示要望のほうが多い場合に限り、表示対応は検討するということにさせてください。


そして、グラフ左側の数値メモリは円レートになります。


折れ線グラフのライン色と同じで、それぞれ薄い水色が米ドル(USD)、濃いグレーが欧州ユーロ(EUR)、薄い緑色が英ポンド(GBP)の円に対する為替レートということになります。


折れ線グラフの上にマウスポイントを合わせると、その日付時点での為替レートを表示させるようにしています。


たとえば下の画像のように2018年4月16日の為替レートは、それぞれ1ドル=107.14円、1ユーロ=132.66円、1ポンド=153.62円ということを表しています。





さて、この折れ線グラフの活用の仕方についてですが、グラフの折れ線の推移を見ることで、円に対する外貨の為替推移の様子が視覚的にはとても把握しやすくなります


たとえば薄い水色のラインの米ドルは、グラフの左端よりも右端のほうがレートは高くなっています。


つまり、日足レベルの値動きとしては、このグラフで表示している2か月強の期間では、値動きの方向性としては日本円に対して上昇をしていたということが分かります。


一方で、欧州ユーロや英ポンドのラインはいかがでしょうか?


このグラフで表示している期間では、左端よりも右端のほうがレートは下がっていますね。


つまり、日足レベルの値動きとしては、このグラフで表示している2か月強の期間では値動きの方向性としては、日本円に対して下落をしていたということが分かります。


それならば、ドル円相場では押し目買いを狙ったほうが得策だな、ユーロ円やポンド円なら戻り売りを狙ったほうが得策だな、とか。


日本円に対して、米ドルは強くなっているけど、欧州ユーロや英ポンドは弱くなっているわけだから、ユーロドルやポンドドルは戻り売りを狙ったほうが得策だな、など。


そのような通貨ごとのパワーバランス(通貨ごとの強弱関係)を視覚的に把握して、トレードを仕掛ける方向性に対してのシナリオを描くことも可能になってきます。


たとえば、3本のラインが同じように右肩上がりで上昇していけば、日本円のひとり負け状態なことも把握できますし、3本のラインが同じように右肩下がりで下落をしていけば、日本円のひとり勝ち状態なことも容易に把握が出来ますね。


まさか日本円がひとり勝ちな状態な時に、ドル円やユーロ円、ポンド円で、買いを仕込もうと考える人はいないでしょう。


なぜなら日本円がひとり勝ちだということは、すなわち日本円が外貨に対して強いということなので、円高に動く傾向にあるということだからです。


だからそういう時は当然にして、ドル円やユーロ円などの日本円と外貨との通貨ペアは下落をしていく可能性のほうが強いという判断につながるわけですからね。


以上が、当サイトに掲載している折れ線グラフの活用方法についての解説になります。


ぜひ、あなたのFXトレードにおいて、今後はこの当サイトに常時掲載をしている折れ線グラフを有効的にご活用ください。


YWCトレードロジック事業部:若尾 裕二



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